羽アリの調査にいってきました。場所は某宿泊施設の3階の露天風呂でした。高所でシロアリの被害に遭うのは珍しいケースです。今回は老朽化や雨漏り、お風呂の漏れ水等が原因となったようです。
露天風呂を設置して4年ほどだそうですが、画像のように壁面に貼り付けた化粧板がボロボロになっていました。怖いですねー。
3Fでも
2013年04月30日
カラス特集最終回「記憶力・学習能力」
2013年04月29日
シリーズでお届けしておりますカラス特集の最終回です。これまでは生態に関する分野を中心にお話を進めてきましたが、今回はカラスの知られざる頭脳について紹介したいと思います。
カラスは賢い鳥類の一つと言われていますが、彼らが餌を採る時の様子を見ていると頷けるものがあります。例えば、堅い木の実の殻を車に轢かせて割る、煎餅を川の水に浸けてふやかして食べる、などです。また、他にも野外の観察例や飼育個体を用いた実験から、カラスは記憶力や学習能力が高いことが示唆されています。
まず、意外にもカラスは他の動物の鳴き真似ができます。何度も同じ音声や単語を聞くうちに覚えるようで、実際にハシブトガラスが犬にそっくりな声で鳴いたり、「おはよう」と喋った例があります。このような真似は特に春の繁殖期によく見られます。ただ、それがカラスにとって何の役に立っているのかはまだ明らかにされていません。
また、人の顔や服装を記憶できます。野外では珍しいのですが、巣や雛に頻繁に危害を加えるなど、カラスから警戒されている場合では、付近を通るだけで威嚇されることがあります。さらに室内実験によると、顔写真も判別出来ると言われています。しかし、写真をモノクロやシルエットにすると、正答率が低下することもあるそうです。つまり、カラスにとっては色も物を見分ける上で重要な要素と言えます。
色については、赤や黄、緑、青といった色は判別でき、さらに他の鳥類と同様に人間には見えない紫外線領域の光をも認識します。また、物事を色と関連づけて覚えることも得意です。実験で、中身の見えない青い袋に餌を入れ、黄色い袋には石ころを入れて、カラスの目の前に差し出すと、最初はどちらの袋も満遍なく突っついて中身を調べます。しかし、試験を続けるにつれ、調べる動作をすることなく青い袋のみをあさるようになります。また、このような色とともに記憶した情報は1年経っても覚えているとの研究例があります。
ところで、これらの記憶力や学習能力は、カラス防除の際には厄介です。カラス撃退を謳う商品は色々ありますが、音で脅したり、木に吊るす物は、やがて慣れてしまったり無害であると気づかれてしまい、思うような効果が得られないこともあります。理想はカラスに嫌な経験をさせて追い払うことですが、カラスをはじめとする鳥類は鳥獣保護法で守られており、捕殺は勿論のこと、許可なく捕獲することや無暗に傷つけることはできません。
さて、今回は3度にわたりカラスの生態や行動について紹介いたしました。振り返ってみると、彼らの活動の原動力は、ほとんどが採餌や縄張りの確保、繁殖行動にあると思えます。そのため、カラスの防除対策を考える上では、こうした基本的な情報もヒントになるのではないでしょうか。
ふがいない僕は空を見た
2013年04月28日
窪美澄著 「ふがいない僕は空を見た」
こんな気持ちいいことの果てに赤んぼうが生まれるならそれはなんてしあわせな出来事なんだろう。 僕の中から湧いて出た初めてのこの感じ。つまり性欲? でも、それだけじゃないはず――高校一年、斉藤卓巳。好きだった同級生に告白されたのに、なぜだか頭の中は別の女のことでいっぱい。嫉妬、情愛、感傷、どうしようもなく僕らをゆさぶる衝動を、まばゆくさらけだしたデビュー作。
小動物捕獲器
2013年04月27日
勢いで購入してしまいました。未だ使用する予定なしです(笑)
ネコ、ハクビシン、タヌキ等は捕獲できます。日割りでレンタルもできますので、ご相談ください。
防鼠材
2013年04月26日
陥没
2013年04月25日
定期管理している飲食店でネズミが発生。調査してみると、厨房の床が老朽化により陥没していました。ここからドブネズミの侵入がありました。大家さん対応なので、補修には時間がかかりそうです。
静岡市手話サークル「するがの会」
2013年04月24日
今夜は静岡市手話サークル「するがの会」定例会です。
手話をもっと学びたい人、ろうあ者ともっと交流したい人、
いずれは手話通訳者を目指している人など
いろんな人が集まる場所があります☆
定例会:毎週 水曜日 18:30~20:30
場 所 :静岡市中央福祉センター3F大会議室
するがの会は、手話を共通のコミュニケーション手段として、一般市民としての関わりを大切にし、地域のろうあ者と積極的に交流しています。また、地域のろうあ協会やボランティア協会の情報も発信しています。
<行事予定>
♪クリスマス会
♪ボウリング大会 または 新年会
♪お花見
※他団体とのつながりの中で、上記以外の行事もあります。
☆★ぜひ一度来てみてください★☆
問合せは:(有)ダイキョー太田まで。
結露から
2013年04月24日
羽アリの発生情報がありましたので、調査に行ってきました。建物はRC構造(鉄筋コンクリート構造)です。柱に貼り付けた化粧板や壁面土台が食害に遭っていました。画像の柱は約2mです。最上部まで食害があり、エアコンの結露が原因で本来、上がらないところまで被害にあってしまったようです。今回は羽アリの発生により被害に気づいた例でした。
西の方では羽アリが発生したようです
2013年04月22日
4月からヤマトシロアリのシーズンが到来します。
■ヤマトシロアリ
・日本全土に分布(北限は北海道名寄市)
・分散型で臆病
・1コロニーに1万~2万?が生息
・特別に加工した巣は作らない
・4月下旬から5月中旬の雨上がりの午前中に群飛
・有翅虫は黒褐色で前胸背板が黄色
・兵蟻の頭部は円筒形
・外敵の侵入に対しては逃亡・分散で対処
・数十匹からでもコロニー再生可能
羽アリを見たら、ご一報ください!
自分の中に毒を持て
2013年04月21日
岡本太郎著 「自分の中に毒を持て」
「楽しくて楽しくてしようがない自分のとらえ方」「本当の相手をつかむ愛しかた愛されかた」など、“常識人間”をすて、いつも興奮と喜びに満ちた自分でいるための生き方を説いた一冊。「芸術は爆発だ!」という名言どおり、超個性派人間として精力的に活動された著者ならではの、力強い人生論です。
屋根補修
2013年04月20日
倉庫をリフォーム
2013年04月19日
倉庫をリフォームし、住宅としてお住まいになっている施主様から「毎年、ムカデやネズミの侵入で悩まされてる」とのこと。調査に伺ってきました。倉庫だったので、外観はそのままで外から外壁を貼り付けていました。よって新築時に設置する”防鼠材”がなく、基礎の隙間から害虫やネズミの侵入があったようです。物理的な防除を含めて作戦中~。
告白
2013年04月18日
湊かなえ著 「告白」
我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度。
静岡市手話サークル「するがの会」
2013年04月17日
今夜は静岡市手話サークル「するがの会」定例会です。
手話をもっと学びたい人、ろうあ者ともっと交流したい人、
いずれは手話通訳者を目指している人など
いろんな人が集まる場所があります☆
定例会:毎週 水曜日 18:30~20:30
場 所 :静岡市中央福祉センター3F大会議室
するがの会は、手話を共通のコミュニケーション手段として、一般市民としての関わりを大切にし、地域のろうあ者と積極的に交流しています。また、地域のろうあ協会やボランティア協会の情報も発信しています。
<行事予定>
♪クリスマス会
♪ボウリング大会 または 新年会
♪お花見
※他団体とのつながりの中で、上記以外の行事もあります。
☆★ぜひ一度来てみてください★☆
問合せは:(有)ダイキョー太田まで。
メンテナンス
2013年04月17日
古民家の天井裏にハクビシンが定期的に侵入しているとのこと。潜入箇所を調査してきました。屋根付近に4cmの穴を発見。そこから侵入していたようです。老朽化によるものですが、なかなか発見やメンテナンスのしづらい場所なので、どうしてもプロ目線が必要になりますね。
取り扱っています
2013年04月15日
■バルサンPジェット 120g・240g (業務用)第2類医薬品
殺虫効果の高い、強い煙のくん煙剤!
「バルサンPジェット業務用」は、さまざまな事業所で高い評価を受けている効き目のバルサン。 正しく、上手に使って、害虫対策の手間とコストを削減してください。
▼バルサンPジェットの特長
●ミクロの粒子の追いつめ効果。
煙の粒子の細かさ約1μm、すみずみに隠れた害虫も駆除します。
●煙の噴出力が強い。
殺虫成分の拡散力が強くなるように設計されています。
高い天井、すきまの多い部屋にお勧めします。
●簡単にご使用になれます。
缶のフタについているスリ板でこするだけで面倒な操作がいりません。
また、使用後に不快臭が残りません。
※一般販売しているくん蒸剤と比べても、容量・勢いが全然違います。
昨今、高気密・高断熱による住宅に発生する内部発生害虫に適しております。
ヤマトシロアリ
2013年04月14日
4月からヤマトシロアリのシーズンが到来します。
■ヤマトシロアリ
・日本全土に分布(北限は北海道名寄市)
・分散型で臆病
・1コロニーに1万~2万?が生息
・特別に加工した巣は作らない
・4月下旬から5月中旬の雨上がりの午前中に群飛
・有翅虫は黒褐色で前胸背板が黄色
・兵蟻の頭部は円筒形
・外敵の侵入に対しては逃亡・分散で対処
・数十匹からでもコロニー再生可能
羽アリを見たら、ご一報ください!
EMW活用マニュアル
2013年04月13日
カラス特集第2回「生息環境と生活史」
2013年04月12日
カラスは森の中や住宅地、ゴミ収集施設など、いろんな場所で見られます。また、種類ごとに生息環境が違うかと言えば、必ずしもそうではなく、ハシブトガラスとハシボソガラスが同じ場所で生息しているケースも多いです。ただ、
一般に山地や森林、都市部ではハシブトガラスが多くなり、農耕地や河川敷など比較的見晴らしの良い環境ではハシボソガラスが優勢になる傾向があります。
そして同じカラスでも、つがいで営巣している言わば既婚のカラスと、まだ若い独身のカラスでは行動圏が異なります。これはカラスの生活史を順に追っていくと分かりやすいので、繁殖期を起点にして見ていきましょう。まず、繁殖期は若い雄のカラスと雌のカラスが出合い、ペアになることから始まります。その後、彼らは二羽共同で秋頃から翌年の春先にかけて自分たちの縄張りを確保します。巣作りも採餌活動も基本的に縄張りを中心に行われます。
営巣場所は樹上が多く、他には電柱の上や高圧送電線の鉄塔などの人工物でも見られます。営巣に利用する樹種は特に決まっていないようですが、マツやスギ、クスノキ、イチョウが比較的多いようです。また、ハシブトガラスは巣の露出を嫌うためか芽吹き始めた木や常緑樹など身を隠せる物が多い場所を好みます。産卵期はハシブトガラスが3月末から4月初旬、ハシボソガラスでは3月頃です。産卵数は4、5個で、卵は20日前後で孵化します。雛は1ヶ月ほどで巣立ちますが、その後も親鳥から餌をもらったり、飛ぶ練習をするため、実際に独立するのは早くても2ヶ月、遅い時は半年以上にも及びます。
親元を離れた若鳥は、やがて若鳥同士で集まり集団生活を始めます。親鳥と異なるのは自分たちの縄張りを持たず、群れで自由に行動することです。なので仲間と一緒にゴミを漁ったり、夕方に群れをなしてねぐらに帰っていくカラスの大半は若鳥です。また、この集団生活を通じて雄と雌が出会い、新たなペアが誕生します。なお、カラスは生まれてから繁殖が可能になるまで3年ほどかかり、これは鳥類の中では遅い部類に入ります。
ところで、人間がカラスに襲われるというニュースが時々報道されます。多くが後ろから頭を蹴られたり、帽子を飛ばされるといったものですが、中にはそれに驚いた人が転倒したり、物にぶつかるなど被害が拡大するケースもあります。そのため、カラスと言えば攻撃的な鳥と思われがちですが、実際のところはそうでもありません。
そもそもカラスに攻撃されるのは、うっかりカラスの縄張りの中、特に巣の近くまで侵入してしまった場合や、飛翔に失敗して地面に落ちた巣立ち雛が近くにいる場合がほとんどです。つまり、これは攻撃というよりは巣や雛を守るための防衛行動であり、親鳥のみが行います。若鳥の場合は集団であるとは言え、守るべき巣も縄張りも無く、また、人間の方が大きくて強そうに見えるせいか、積極的な攻撃に出ることは稀です。
また、カラスは攻撃の前に威嚇行動をとることが多いため、これを知っていると、対処しやすくなります。具体的には、大きな声で連続して鳴く、近くの木の枝などにとまって葉や枝をちぎって投げる、後をつけて来る、周りを飛び回る、などです。このような行動を確認した場合、カラスから視線を逸らずにゆっくりとその場を離れることが重要です。
最後に、カラスは学習能力が高く、カラス同士では勿論、人間の顔や特徴も覚えられるという研究例が知られています。滅多にないことですが、頻繁に巣の間近を通りかかるなど極度にカラスから警戒されると、そのうち顔や身なりを見られただけで威嚇されることもありますので、日頃のカラスとの付き合い方にも注意した方が良いかもしれませんね。さて、カラス特集最終回となる次号では、カラスの学習能力について紹介したいと思います。どうぞ、お楽しみに!
※参考文献:カラスの自然史 樋口広芳・黒沢令子編集 北海道大学出版
カラスの教科書 松原 始著 雷鳥社出版
食協ニュース
2013年04月11日